ほぼ週刊よこやま

ある一人の友達のために始めたニュース解説記事。私の視点から見えるもの。

2022年4月22日

《本日の音声はコチラ》

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

▼フランス大統領選決選投票へ…マクロン氏は「反極右」、ルペン氏は「反マクロン」の結集目指す

www.yomiuri.co.jp

5年ぶり2回めな気がするフランス大統領選の構図。
マクロンイマイチだなって思った時期もあったけどプーチンとの長電話にも付き合ってるし欧州の盟主的に振る舞ってますね。
国際社会の安定のためにもマクロンで落ち着いてくれればと本当に心の底から願っています。

 

 

▼英首相、キーウを電撃訪問 ウクライナ大統領と会談

www.afpbb.com

英国のボリス・ジョンソン首相がウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪れていたようです。
ボリス・ジョンソンはよく分からへんなって思ってるんだけどこれは国際社会的にはメッセージ性あるなと感じます。

 

 

▼「生活者目線」のルペン氏がマクロン氏猛追 仏大統領選、決選へ

mainichi.jp

>>「移民排斥」などの極右的な主張よりも、国民の暮らしを重視する姿勢を強調、左右の党派などに関わらず、現政権に不満を持つ「反マクロン票」の受け皿になる戦略を取っている。

極右政党のルペンさん、選挙戦略とはいえだいぶ市民目線的な政策を打ち出してるっぽい。

 

 

▼「ロシアが国内で爆破工作」の情報 ウクライナのテロに偽装か

mainichi.jp

プーチン、のし上がる過程で国内テロを起こしたんじゃないかって割と強い疑惑が持たれてるんですよね。
NHKが番組にしてたのがYouTubeに上がっててそれを見たことがあるんですけど。
とすると、全然可能性ありそうだなと思いました。

 

 

▼ロシア語案内、JRが貼り紙で隠す 「不快」客から苦情 恵比寿駅、批判受け「戻す」

digital.asahi.com

もとに戻ってよかったなと思うけど、そもそも「不快だからロシア語を撤去しろ」が意味分からへんし、その苦情を受けてほいほい対応するJR東日本も謎やし。

 

 

▼次々登場するコロナウイルス新系統 「XE」の特徴とは

mainichi.jp

感染者の多さはウイルスに変化のチャンスを与えることになるのよね。
だからこそ感染者数を抑えないといけないわけだけれど、新しい株も感染力が強めだそうです。
まだ続きそうですね。

 

 

▼止まらぬ円安、購買力50年前の水準 「低い成長力 魅力なし」

digital.asahi.com

引くくらいの勢いで円安が進んでます。
円で稼ぐのを考え始めるレベルなんじゃないかなと思えるくらい。
記事内でも指摘されてますが産業構造が変化して円安の旨味は過去ほどありません。
ひたすら円の力が弱くなりそれに伴って購買力も落ちるわけです。
私たちが東南アジアに行って「物価安いよね!」と思う感じで欧米の人からしたら日本は今"安い国"になりつつあります。
エネルギーも海外に依存してますし私はこのまま円安が続くのは日本にとってはまずいと思っています。

 

 

▼黒田日銀あと1年 9年前の円安歓迎から一転 後任候補の名前も浮上

digital.asahi.com

有料記事だけどよくまとまってる記事だと思います。
もし読めるならぜひ。
今読んでる白川前総裁の本で、失われた20年は金融緩和の是正が遅れたからだという指摘があるんだけど、今回もそうなるんじゃないかと危惧してます。状況が違うのは確かだけど。

 

 

▼(時時刻刻)生煮え、こども家庭庁 設置法案、論戦スタート 幼保一元化見送り、器が先行

digital.asahi.com

こども家庭庁、重要なトピックだと思うんだけど書かれてる通り”生煮え”だなと思います。
生煮えってたぶん政治用語。調べたらあったわ。
_十分な議論・検討のされていないこと。「―の法案を提出する」_
有料部分の引用になって恐縮なんだけど、こういう部分ほんとに問題だと思う。

自民党内の保守系議員の「子どもは家庭でお母さんが育てるもの。『家庭』の文字が入るのは当然だ」などの意見を踏まえ、「こども家庭庁」に変更した。”

”政府・与党案は、行政から独立して調査・勧告する第三者機関「子どもコミッショナー」の設置を見送った。”

なんのためのこども庁創設だったのか。これで本当に子どもに資することができるのか。考え直してもらいたい。

 

 

▼「生理なくなる手術」で産めない体にされた私 名前と顔を出した決意

digital.asahi.com

何度か取り上げてるけど優生保護法って1996年まであったんです。信じられないですよね。平成8年ですよ。
人間の尊厳をめちゃくちゃに奪うものじゃないですか。
司法の救済が入りつつあることに救われる思いです。
注視していきたいと思います。

 

 

▼通知表をやめた公立小学校、2年後どうなった?
子ども同士を「比べない」と決めた教員たちの挑戦

nordot.app

めっちゃいい記事だったので共有。
導入までに2年を要したってところが良かったんだろうなと思う。
本当に民主的に物事を進めていこうと思うとめちゃくちゃ時間かかるのよね。
諦めずに粘り強くやっていくから合意形成できるし定着しやすくなると思う。
賛否はあるんだろうけど様々な意思決定過程は斯様であってほしいなと思わされる記事でした。

 

 

《Breaking》
▼自公、2022年度補正予算案編成方針

nordot.app

与党が補正編成求めるって。政府はどうするんだろ。
この辺の動き追ってなかったので唐突感あったけど数日前から求めるかどうかの与党協議がされてたみたいなので与党的には既定路線だと思います。
普通だったら政府とも水面下で話し合って応じますよってことが決まってから出すんだけど、岸田政権は自民党執行部とも公明党ともあんまりコミュニケーション取れてないって噂があるので現時点ではどうなるかわかりません(というか私が知りません)。

 

 

▼和歌山のカジノ含むIR計画、県議会特別委が否決 自民からも反対票

digital.asahi.com

これ流しましたっけ?たぶん流してない。
和歌山は仁坂知事が誘致にすっごい前のめりだったんですよね。
ということは当然自民党も傾倒してんだろうと思ってましたが違ったみたいです。
無料で読める範囲内では日本企業の参加の少なさや県の情報の不透明さに不信感を抱いたのかなって感じです。
これこの後の動きは分からないんですが、誘致先となる和歌山市議会は賛成してんですよね。
どうするんだろ。

 

 

▼公立病院改革コロナで転換 総務省、統廃合求めず

www.muromin.jp

わりと大きいニュースなんですが(その割に知らなかった)これまで総務省は「不採算病院」を統廃合するって息巻いてたんですね。
特に公立の病院が対象になってたんですけど、公立病院は私立病院が受けたがらない部分や地域の医療拠点を担っていて重要だよねってことがコロナ禍で明らかになってきて方針転換されたとのことです。
コロナが出てきたこの2年間もずっと統廃合は進めます。ベッド数削減しますって国会答弁し続けててその度に批判が出てたんですけどようやくって感じです。
しかしよく方針転換できたな。
そしてこれ厚労省の管轄かと思ってたんだけど総務省っぽい?最初何も考えずに厚労省って書いてたんですけど後で記事読み直して書き直しました。

 

 

▼最近の円安はファンダメンタルズ主導、政策変更の理由にならず=IMF

jp.reuters.com

「円安はファンダメンタルズ主導」って言うのは日本経済が弱い(成長の見込みが低い)ってことの現れという解釈で良いと思うんですね。
日本はバブル崩壊後、失われた20年から立ち上がるべくアベノミクス3本の矢を放ったわけですが、
金融政策(1の矢)・財政政策(2の矢)・成長戦略(3の矢)で1の矢ばっかり飛んでる気がするんですね。
その間株高は引き起こしましたが民間投資はなかなか起こらず、金融バブルの状態になっただけでついぞ経済は回復しませんでした。
ってことで失われた30年になるんじゃないかなって感じがしています。
岸田首相も新しい資本主義って言ってるけど見えない。
もちろんそんな簡単にバラ色の未来が訪れる経済政策を作れるわけじゃないんだけれど、やっぱりアベノミクスって失敗だったんじゃない?っていう振り返りから始めるしかないんじゃないかなと思っている今日この頃です。

 

 

▼仏大統領選の決選投票、マクロン氏が得票率56.5%で勝利へ=調査

jp.reuters.com

まだ確定じゃないけどほぼ決まりと見てよさそう。
すごい安心した。

 

 

▼自公が水と油? 茂木氏も声荒らげた末「なんちゃって補正」で決着

mainichi.jp

予備費は使途が決められていないのでここを増やすっていうのは民主主義の観点からよろしくないんですよね。
ということを音声で話しています。