ほぼ週刊よこやま

ある一人の友達のために始めたニュース解説記事。私の視点から見えるもの。

2021年6月5日

《本日の音声はコチラ》

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

数日載っけれなかったのですが、
ここ最近のニュースをお送りします。

 

▼ドイツ右翼政党、コロナ規制批判 東部の州議選で第1党の可能性

digital.asahi.com

まずは海外ニュース。
どことも一緒なんだな―って気はするんですが、コロナによる私権制限(マスクつけろとか、ロックダウンとか)は、民主主義の精神にもとるよねって理屈でいわゆる極右系の政党が躍進してます。
アメリカにおけるトランプ支持者もその分類に入るかなと思います。
一方でドイツは左派の緑の党も支持率を伸ばしており不思議な感じはしますが、「何」に重きを置くかの違いで通底しているものはあるなという気がしています。
うまく言語化できないんだけど。
そういうあれです。民主主義って難しいね。

 

▼国内和解へ、新政権の課題は ネタニヤフ首相辞任濃厚

digital.asahi.com

こちらはまた別の要因。
「反ネタニヤフ」で右派から〜左派までの連立政権が誕生するそうです。
イスラエル情勢詳しくないですけど「このままだといけない」っていう危機感がかなりあったんだと思います。
アラブ系住民が支持基盤の政党が連立政権に参加するのは初めてだそうです。
そもそもアラブ系住民がいること、さらにはそれを支持基盤とする政党があるということを今回初めてしりました。
連立に参加した極右政党の幹部の家には「裏切り者」って文句が送りつけられてきたそうです。
確かにネタニヤフと極右は相性良さそうですがその極右政党までもが「これはダメだ」って思ったんだとしたらかなり根深いものがあるなって気がします。

 

▼「記者がいない」とは=小倉孝保

mainichi.jp

これ有料記事なんですけどめっちゃ興味深い記事でした。
私基本的に死刑制度反対派で、それは万が一間違えた時に取り返しがつかないってところが大きいんですけど刑の執行が事後的に通知されるだけで被害者遺族にとっても「実感」は湧きにくいでしょうし被害者にとっても実はあまり好ましくない制度なんじゃないかなと思ってたからなんですけど、この辺はさすがアメリカだなというところで執行に立ち会いたいと申し出れば、被害者遺族、死刑囚家族、ジャーナリストは立ち会えるようになってるんだそうです。
今回、その申し出があったにも関わらず記者さんが立ち会えなかったということでアメリカ国内でももしかしたら再度死刑制度の是非について議論になるかもしれません。
日本も死刑制度を再考してもらいたいんですけどなかなか難しそうです。

 

衆院選、秋の公算大 与党、今国会会期延長せず

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国会は6月16日で閉会しそうです。
その後、都議選、オリパラ(やるなら)、自民党総裁選とあるので「秋」でもほぼ任期いっぱいくらいでの総選挙となりそうです。
滾りますね。

 

▼都議選も「東京五輪リスク」 都民フ「再延期も」 自公いらいら

mainichi.jp

7月4日投開票の都議選については「オリパラ」も焦点になりそう。
各政党、特に都議会与党の都民ファーストと政権与党の自公政治家はこの件はかなりセンシティブになりそうですよね。
東京都民に絞った場合のオリパラの開催支持ってどれくらいあるんだろう。
もしかしたらデータあるかもですが各政党ともに気になるところですよね。

 

▼尾身氏発言に強硬論貫く政権「五輪は例外」?強まる批判

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この前流したニュース、やっぱり波紋が広がってました。
菅さんとしてはオリパラやって「やっぱスポーツ最高だよね!」ってなって「菅さんやればできるじゃん」からの支持率アップ、選挙戦の勝利。
ってところを狙ってるのでそれを「邪魔」する様な発言は本当に疎ましいと思います。
ここちょっと他の記事と含めて音声でフォローしますね。

 

《この前流した…のニュース》

今日ニュース流せないかもなんですがとりあえずこれだけはってのお送りしておきます。

▼尾身氏「規模最小限、管理は厳格に」 五輪開催ならば

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リアルタイムで聞いてたんですけど、すごく踏み込むなって印象がありました。
尾身会長の発言、逐一時系列で追ってるわけじゃないので今回の踏み込み具合が過去の発言と比べてどれくらい踏み込んだものかわからなかったんですが、
総じて「かなり踏み込んだね」という評価だったので専門家として分科会の会長として言わねばならぬって感じだったのかもしれません。
「この状況下では普通は開催しない(意訳)」的なことまで言ってたのでそうとう思いとしてはあるんだろうなと感じました。

 

▼土地規制法案、突き進む与党 迫る会期末、参院審議入り 「不十分で生煮え」野党は批判

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国会情勢について。
会期末が迫ってきた国会ですが、前も流した土地規制法には前のめり。
一方で人権擁護的なLGBT法案だったりには後ろ向きな感じです。
LGBT法案は、オリパラ開催に向けて日本が人権後進国だと認識されないためにも必要だということもあり与野党超えて合意をしていたにも関わらず反対派の議員が憂慮したことにより頓挫しかけというのが悲しいところ。
あと1週間ちょっと。
会期末が迫れば迫るほど与野党の攻防は激しくなる…はずです。
国会会期末感をぜひお楽しみください。

 

▼「課長、違反認識の可能性」 総務省検証委「行政ゆがめられた」 外資規制

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総務省の接待問題について、検証委員会から報告があがってきました。
「行政がゆがめられたとの指摘を免れない」
とのことで武田大臣もそうですし当時の総務大臣や担当者も責任は免れないんじゃないかなとは思うんですけど、このままちょろっと処分して終わりそうな感じアリアリで、根本的な解決にはならなさそうな気がしています。
官僚の接待問題って過去にめっちゃ問題になってそこからかなり厳しくなったので大半の官僚さんはかなりシビアにやってたはず(もしかしたら今回処分された人たちもそうだったかもしれない)なんだけどなぜ接待を受けるということに至ってしまったのかってところは結局分からなかったなって感じです。

 

▼鶏卵汚職お手盛り」報告書 吉川元農相ら対象外“日程ありき”

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本日最終。
これはほんまにオコです。オコ。
疑惑のど真ん中にいる吉川元農相に聞かないなんてありえないでしょう。
「これ最終結果です」って渡されて納得するわけないじゃないですか。
とりあえずやってるフリしておけばいいって雰囲気がすごい出てて、解明しようっていう気がまったくないですよね。
省内や政治家の保身に加担することが、国民への裏切りにつながるということを本当に理解してもらいたいなと思います。