【ヨコヤマが選ぶ2017年の10大ニュース】
自己満足でやっていきます。
今年の10大ニュース。
完全に私の主観と偏見です。
ランキングつけると大変なので日付で並べようと思います。
1.トランプ政権の誕生(ロシアゲート疑惑…他)
2.東芝問題(シャープとの明暗くっきり)
3.森友/加計問題(政権中枢が関与か。大疑獄へと発展する余地あり)
5.ヨーロッパイヤー(オランダ総選挙・フランス大統領選・イギリス総選挙)
6.都議選→衆議院選(小池旋風→失速)
7.カタルーニャ独立騒動(他にスコットランドも独立問題を抱える)
8.神戸製鋼・三菱マテリアル等のデータ改竄(地に落ちた日本のものづくり産業)
9.国連の核禁止条約/ICANノーベル平和賞受賞(核の廃絶が世界的な潮流に)
10.リニア談合(スーパーゼネコン4社による談合事件へ)
《トランプ政権の誕生》
昨年の大統領選で勝利し発足したトランプ政権でしたが
早々に右腕だったフリン氏を解任。
ロシアゲート事件も新展開を迎えつつあり早くもレームダック化がささやかれつつあります。
良くも悪くも世界で一番影響を与える国のトップです。
来年も彼の一挙手一投足が話題になることと思います。
《東芝問題》
シャープと同時期に経営悪化が問題になった東芝ですがその後V字回復したかのように思われていました。
その実は粉飾決算だっというかなり笑えない話になってしまいました。
シャープは今春に従業員を増やし株価も回復しています。
明暗くっきり分かれる形となりました。
大手企業の凋落。これが始まりだったのかもしれません。
《森友/加計問題》
森友学園への国有地大幅値引きから始まったこの問題。
森友問題では会計検査院が『近畿財務局の値引きは不適切だった』と結論づけています。
来年も引き続き追求されて然るべき問題だと思いますが大疑獄へと発展する可能性があると見ています。
《韓国の”民主化”》
朴槿恵元大統領の政治私物化が発覚後、罷免を求める大規模デモへと発展したのが昨年の冬。
ちょうど1年前くらいです。
その後大統領選が行われ左派系の文在寅大統領が誕生しました。
任期途中での大統領辞任は初めてのことだそうです。
『主権は国民にある』と韓国民が示した瞬間でした。
《ヨーロッパイヤー》
昨年末の段階ではいずれも(極)右派の躍進が見込まれていた
・オランダ総選挙
・フランス大統領選
・イギリス総選挙
でしたが、トランプ氏の求心力低下をうけいずれも伸び悩む結果となりました。
しかしながら極右が躍進するきっかけとなった移民問題は各国で未だに燻り続けており、”きっかけ”さえあれば容易に再燃するでしょう。
シリア問題を含めた中東和平が求められています。
《都議選・衆議院選》
7月の都議選で圧勝した勢いそのままに国政に打って出ようとした小池氏。
自身の「排除」発言をきっかけに瓦解し惨敗という結果になりました。
圧勝確実と言われた1ヶ月後の出来事でした。
小池氏は都議会内でも影響力がなくなってきていると言われており、築地問題、オリンピック問題とかなり大きい問題を抱える中任期をまっとうできるのでしょうか。かなり不安です。
これまでも再三あったカタルーニャの独立の動きが今年に入って活発化し、ついには中央政府との衝突という事態に発展しました。
今のところは沈静化しているように見えますがこの問題は燻り続けるでしょう。
また、イギリスのスコットランド独立運動、トルコのクルド独立運動等、ヨーロッパ内にも火種はいくつかあります。
イギリスのEU離脱交渉が進めば自ずからスコットランド独立運動も大きくなってくるはずで、様々なところに影響を与えそうです。
大手企業のデータ改竄事件。
スバルの無資格検査についてもそうですが気になるのは「30年以上状態化していたこと」です。
30年前といえば終わりかけとはいえまだバブルの最中。
「不正行為をしてまでコスト削減する必要があったのか」
という思いが去来します。
これはまだ氷山の一角なのではないか。と戦々恐々しています。
国連で「核兵器の開発・保有・使用」を禁ずる条約が発効しました。
核兵器を禁止する国際活動を行ってきたICAN(=International Campaign to Abolish Nuclear Weapons)がノーベル平和賞を受賞しました。
核兵器禁止・廃絶への流れはもうとまらないでしょう。
《リニア談合》
年末になって飛び込んできたスーパーゼネコン4社による談合事件。
リニアは元々JR東海が自費で行うとしてきましたが2016年に安倍首相が「国家的プロジェクトだ!」として3兆円の財政投融資を行っています。
つまり税金がスーパーゼネコンにポッケナイナイされたということ。
これもまた年をまたいで大きな問題に発展していきそうな予感です。
ということで今年の10大ニュースをお届けしました。
世界的には右傾化からの揺れ戻しが大きい年。
日本では大手企業の凋落が顕在化した年だったなーと感じています。
来年はどんな年になるでしょうね。
みなさま良い年末をお過ごしください。