ほぼ週刊よこやま

ある一人の友達のために始めたニュース解説記事。私の視点から見えるもの。

【電子マネーの可能性】

参院選が公示になりました。

 

これから出てくる情報も踏まえつつ

自分が持つ1票をどうすれば活きるかを考えていこうと思います。

 

ちょっと疲れたので全然違う話にします。

 

今回は徐々に広がりつつある電子マネーについて

これからの発展の方向と可能性(個人的な願望を含む)

的なことを書いてみようと思います。短くなるかも。

 

電子マネーとは

有名なのは公共交通機関のピッとするカード。

SuicaICOCAPasmo、とかそんなの。

あとはイオングループWAONとか楽天Edyとかもですね。

現金を用いずともお金が払えるあれです。

広く認知されるきっかけになったのはJR東日本Suicaの登場で、

その後におサイフケータイがやってきた感じでしょうか。

Suicaは2001年、おサイフケータイは2004年の導入だそうです。

 

電子マネーを細かく分類すると、

オンライン方式=クレジットカード決済の様なかたち
オフライン方式=事前に入金(チャージ)をした上で使用
仮想通過方式=ネットワーク上で”通貨"としてやり取り

の3種類があります。

 

クレジットカード決済の時に求められる番号の提示や

決済後の署名や暗証番号の押印が必要ないということで

消費者の利便性・安全性が向上したこと。

また、使える場所を限定したりポイントをつけたりと、

小売側が顧客囲い込みを行いやすいことから

両者の思惑が合わさり普及していきました。

しかし、SuicaICOCAの交通ICカード相互利用が

長らく実現されなかったのと同様(開始は2013年)、

オフライン・オンライン方式ともに

横断的に様々な場所で使えるようになるには時間がかかりそうです。

 

仮想通貨方式とは

さて、そんな中、個人的に注目しているのが仮想通貨方式。

一時期『ビットコイン』という単語がニュースを賑わしましたが、

あれが仮想通貨の一例です。

電子マネーの中で私たちの生活を変える可能性があるのが

この仮想通貨方式だと考えています。

 

仮想通貨方式はインターネットを用いた通貨のやり取りです。

登録するとIDとパスワードが発行されます。
IDが口座番号、パスワードが本人認証の役割を果たします。

円やドル、ユーロ等をレートに応じて通貨に換金し

”お金”のように使います。

細かく仕組みを説明しだすと超長くなるので、

興味ある方はこれを読んでみてください。

【誰も教えてくれないけれど、これを読めば分かるビットコインの仕組みと可能性】

http://jp.techcrunch.com/2015/03/31/bitcoin-essay/

 

特徴は、

『国や銀行のシステムに依存しない』

ということです。

説明が難しいのですが、

現在の決済システムは国が発行したお金であるという信頼と

各銀行などが作り上げたシステムの元に成り立っています。

その「信頼」も「銀行のシステム」も無しで決済できるようになるよ。

ということです。

 

仮想通貨でできるようになること

『送金が迅速かつ格安でできるようになる』

これが仮想通貨で実現できることです。

 

現在は、入金しても銀行のシステム上

反映されるのが翌日だったり週明けだったりしますが

インターネット経由なので即時に反映されます。

また、各銀行のシステムを使用しないので、

振込手数料が格安になります。

しかも“世界中で”です。

 

今までは高額な手数料を支払って

海外とのお金のやり取りをしていましたが

それが不要になります。

しかも同じ通貨を使用しているため為替レートは関係ありません。

つまり海外とのお金のやり取りがかなり自由になります。

 

今後の展開

海外とのお金のやり取りの簡便化によって

色んなビジネスの形が出てくるのではないかと

個人的に期待しています。

 

人々の不信感は根強くありますが

期待感が高いのもまた事実で、

仮想通貨の取引所が開設され

頻繁に取引が行われています。

 

安全面への不安や相場の乱高下、通貨としての信用度など

定着するには超えるべきハードルがまだいくつかあると思いますが、

現在の世界の潮流を考えると

相場が落ち着いてくれば使用し始める人は

増えるのではないかと思います。