ほぼ週刊よこやま

ある一人の友達のために始めたニュース解説記事。私の視点から見えるもの。

2021年5月18日

《本日の音声はコチラ》

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未確定だけど速報。

【速報】入管難民法改正案を取り下げる方針固めると複数の政府、与党関係者。

 

こんにちは。
今日のビッグニュースは与党が改正入管法を取り下げるって決めたことです。
名古屋入管のウィシュマさんのビデオ開示以外は全部要求飲んだんじゃないかな。
ゆえに気になるビデオの中身なんですよね。
それに関連する次のニュースから本日はスタート。

 

▼【独自】スリランカ人女性死亡 上川法相 遺族と面会へ

news.tbs.co.jp

上川さん好きなんですよね。
法務行政にも精通しておられるみたいですし、だからこそこの間の入管法改正に関わる答弁、「保安上の理由から開示はできない」と延々と繰り返してたことが悲しかったです。
たぶん昨日の段階で与党の中で取り下げる方針が固まったんだろうと思うんですがそれを受けてのご遺族との面会になりそうです。
心ある人だと思っていたので率直に嬉しい。
どういうお話をされるのか気になるところ。
ついでに書いておきますが、改正入管法の取り下げを受けて野党が参院に野党案の入管法改正案を提出しました。
かなりよく練られた中身だって聞いてるのでぜひ審議してもらいたい。
たぶん案文は読めると思うんですけど審議を聞く中で自分の理解も深めていきたいなと思っています。

 

空爆・砲弾、市民巻き添え イスラエル軍ハマス拠点」主張 パレスチナ衝突

digital.asahi.com

海外ニュース。
イスラエル軍は「ハマスの拠点だった」と主張してAP通信社が入るビルを爆撃、破壊しましたがその根拠は示してません。
住宅地にも撃ち込んでるみたいでニュース見てて気が気じゃない。
これに対しアメリカは一応和平協議をと主張してるんですが国連安保理での決議には後ろ向き。
同盟国でありしかも関係が深いイスラエルの反感を買うのは得策ではないという判断なのはわかるけど人道上の危機だとして強く求めるのがアメリカのというかバイデンのあるべき姿なんじゃないのと個人的には思います。

 

▼英国がG7で石炭火力全廃提案 気候変動「日米でリード」に黄信号

mainichi.jp

温室効果ガスの排出は電力がかなり大きな割合を占めていて、その電力の中でも石炭火力がかなりCO2出すんだよってことは言われてきてました。
なので、気候変動対策として石炭火力を減じていきましょうというのが常道ではあるんですがそれになかなか踏み出せないのが日本とアメリカ。
特に日本は、石炭火力発電所の新設も目論んでいてなかなか脱却できなさそうなんですよね。
一部の人達は原発の再稼働を目指してるんですが何度も言ってるようにたぶん原発を進めていくのは世界的に見ても国内の潮流を見ても難しいだろうと思っています。
もう引き受けてくれる自治体ないんじゃないかな。

 

▼緊急事態「とても5月末に解除できない」対策強化、感染者減らず

mainichi.jp

再延長はあり得るだろうなと見ています。
あとはほんとにワクチン頼みですよね。
どこまで広げられるのかという問題になります。

 

▼増益見込むが「利益なき繁忙」コロナ禍の決算 メガバンクの課題

mainichi.jp

銀行系の話題を2つ。まずメガバンクから。
この状況下でメガバン増益でしたが実態としてはつなぎ資金の供給だったり大手企業さんが手元資金を厚くしておきたいということだったりなので、「もしかしたら焦げ付く(返済してもらえない)かもね」って感じのあれなんだそうです。
目下、超低金利で利ざやで稼ぐのは大変だしどうしようねという話。

 

▼地銀再編、本当に必要か? 規模拡大では描けない大事なビジョン

mainichi.jp

地銀も似たような悩みに陥ってます。
菅さんのブレーンだと言われてるアトキンソンさん、私は一ミリも共感しないんですが彼が小規模事業者はどんどん統合していけばいいんじゃないかって主張の方なので菅さんもその主張を全面に出してて、所信表明演説(だったと思う。もしかしたら施政方針演説かも)でもそのことに言及してたんですよね。
統合していくことで過度な競争が減るし、ATMとか店舗を使い回せるのでコスト削減できるよねって話。
なんですけど、それでほんとに良いの?
っていうのがこの記事。
これだけニーズが多様化してるんだからもっと銀行にできることあるよね。
例えば…というような話が載ってました。
これはメガバンにも言える話なんじゃないかなーと思うんですよね。
とてもおもしろい良記事でした。オススメ。チェキ。

 

諫早開門差し戻し審、福岡高裁が和解協議を提案

digital.asahi.com

ちょっと前のニュースなんですけど、こんな判断が出てたなんて知りませんでした。
裁判所からのかなり前向きな提案だなと思います。
あとはこれに国が応じるかどうか。
現状国は「開門を前提としない」話し合いになら応じるという姿勢なんですよね。
これが平成29年に決められた政府方針らしくてそれに準ずる形ですし今はそうとしか言えないんだろうと思いますが期待したいなと思います。
漁業者側も譲歩する可能性を最初から示してる訳でなんかもうこの時点で画期的だなと。
諫早干拓問題って解決しないんじゃないのと思ってたんですけど一筋の光明が差し込んだような気がしています。

 

▼家族の世話抱える子、見つけ出す ヤングケアラー支援、現場模索

digital.asahi.com

本日最後はヤングケアラーの話。
この話題に触れたのって去年の終わり頃だった気がするんですよね。
ほぼヨコ内で最初に言及したのは2020年10月6日だそうです。
そこから半年くらいで国も大きく動きつつあるのはすごいなと思います。
毎日さんが最初に取り上げたんだけど、メディアな丹念に取材して問題提起→国会にあがり国も動き始めるっていうステキな流れで物事が動いてきてるなって気がします。
今日の音声はなぜヤングケアラーがこんなに問題視されるのかという部分をお話できればと思います。

 

《この話題に触れたの…の記事》

これ個人的には大きなニュースだなと思っています。
大事。
この問題きちんと追ってなかったからそう感じるだけかもだけど、動き早かったなって印象。

▼家族を介護する子ども「ヤングケアラー」 政府が中高生対象に初の実態調査へ

mainichi.jp